ニート予備軍のゴミ箱

ポケモンについて考察

構築の成り行き

文章が長すぎたため、2部構成にしました。
構築記事だけを見たい方はそちらだけでもどうぞ。

 

 

構築の成り行き

 

僕はこのルールが発表されて、電車の中で組んだ構築が


グラカイゼルネナットクレセマンダ


所謂ゼルネ+原子のスイッチ構築を考えました。
しかし、この構築はルールが伝説2枠だということでお蔵入りになりました
次に考えた構築がグラカイというベースを保ち、ゼルネの枠をマニューラに変えた構築を使いました。
この時点で僕はこごかぜ+噴火グラードンと鋼+雨の組み合わせが対ゼルネに対して強いな、と思いました。
最初期にラダーの上位に乗っていたferagamoで使用し続けていました。
この構築を使わなくなった理由として、開拓されていくうちにこの構築の勝率が余り良くなくなってきた、嘘泣き+ゼルネアスに勝てないと思いこの構築を解体しました。


次に使用した構築がYTグラゼルネ(グラゼルネガルドーブルメタモンアロー).グラギラ、副島グラゼルネ、レックオーガ、グライベル、前に構築記事を上げたグラゼルネ、ディアオーガと使いましたがしっくりくる物がなく、ラダー上位に上がれる構築は見つかりませんでした。


そして、この構築の基盤を作ることが出来たのが3月中旬にあったアリーナオフです。
アリーナオフではディアオーガを使用し、負け越しという結果でしたが、そこで対戦したみことというプレイヤーの構築に興味を持ち、その構築を考察しました。
みことさんがその時使っていたptがグラカイドータマンダアローバレルといったptでした。
僕はそのptを考察し、一つ一つ理由を持たせながらptを構築しました。


まず、環境トップにいるグラゼルネをメタるために、ドータクンを使用。
次にグラゼルネの炎技避け+浮かせればグラードンを完封出来る点を評価してゲンシカイオーガ
襷を持ったドーブルに対して圧倒的に強いガルーラ。
相手のオーガゼルネに対してドータクンを水技から守りオーガゼルネの並びを完封するため、トリルからの噴火が強いと考えグラードン
威嚇を巻ける+強い構築にはとことん強く、追風での展開が無難に強そうと考えボーマンダ
バレル+原子の並びが強い、相手のトリルに対してあり得ないほど強い枠としてバレルを使用しました。


何百戦かして、カイオーガのsを控え目最速で設定してるため、相手の最速だと思っていたグラードンに先に断崖を打たれたりする点イベルタルに勝てない点、レックオーガに対してバレルで受けて倒す、余り刺さっていないドータクンで無理やり展開しなければいけない点、オーガへの打点不足といった点が解決出来ない構築でした。
そこで僕は目覚めるパワー水を持った最速ボルトロスがその点を解決してくれると考えモロバレルを変え使用する事に決定しました。
同時期にワイルドさんが大正義オフで配分は違いますが同じ面子で結果を残していた所を見てこの構築は行けると考えこの面子をジャパンカップ前の2ヶ月間レート、showdownでひたすら使い続けました。
そして僕はレート1804で予選を抜け、本選に出ることが出来ました。

 


予選が終わった後リアルが忙しくポケモンをする事が少なくなっていて、ポケモンを考える時間が通学時に歩いている時位しか考えていませんでしたが、前記事のday1に出られなくなりそうになり焦り、流石にやらないとなと思い、ポケモンをひたすらやっていました。
jcsを抜けて、僕はガルーラというポケモンの猫守る恩返しが強いということに気がつきそこから構築を始めました。
ガルーラ+特殊グラードン+アローが単純ながら強い。
ガルーラへの炎技を防ぐためにオーガ。
イベやレックに対して強く、指+全体攻撃の強さに気がついていたためトゲキッスをチョイス。
ラス枠は色々迷いましたが、ボルトマンダグラカイにこのままだと勝てないため、こごクレセリアを使用することにしました。

ポケモン技1技2技3技4もちもの
ステータス特性
備考
カイオーガ しおふき れいとうビーム まもる かみなり あいいろのたま
pic0 臆病 148-0-108-0-0-252  
陽気玉ガリョウ耐え 襷ガリョウ+無天候潮吹きを耐える
グラードン だいちのちから ふんか まもる めざめるパワー氷 べにいろのたま
pic1 臆病 (31-0-30-31-31-31) 0-0-0-252-4-252  
最速
ガルーラ まもる おんがえし ねこだまし グロウパンチ メガ石
pic2 ようき 4-252-0-0-0-252  せいしんりょく
最速
トゲキッス マジカルシャイン しんそく でんじは このゆびとまれ オボンのみ
pic3 生意気 252-0-92-0-164-0 きょううん
玉ガリョウ耐えを維持しつつD振り 
クレセリア サイコキネシス こごえるかぜ でんじは てだすけ たべのこし
pic4 おだやか 228-0-4-252-20-4  
こご風後最速90族抜き こご風で無邪気ボーマンダを確定2発 ジオコン後マジカルシャインを残飯込みで2発耐え
ファイアロー ブレイブバード つるぎのまい おいかぜ まもる いのちのたま
pic5 252-236-20-0-0-4  
A4振りメガボーマンダの捨て身タックルを確定耐え 

詳細 

 

この構築は直前まで使おうと思っていましたが、メタ読みを考え、イベやグラカイ系統に寄せるより、グラゼルネとレックオーガに寄せた方が良いと考え代表戦ではグラカイドータを使用しました。

代表戦では、ゼルネ系統以外にはガルーラ+ボルトロスをプレイしているため、遅くするメリットがあるのかと考え最速に。
Big6に対してドータマンダグラカイとプレイする事を決めていたため追い風を寝言に変更。
それ以外はそのまま使いました。
構築選択に後悔はありませんが、PT単位でキツいグラカイクレセに当たり、想定していたはずなのに緊張からか頭が真っ白になり、予想していた展開が出来なかったという後悔はあります。

 

 

<予選までにやっていたこと>

今回僕が一番書きたかったことです。
僕は1年前とても悔しかったのを思っています。
今年はいけると思える強い構築を考えたと思いましたが、直前期に構築バレを意識して余り潜らなかったため練習量が足らず予選を抜けられませんでした。
本当に悔しかったので、その後もダブルをやっていました。
ルールは違うが、プレイングの向上になっていたと実感しています。
ルールが発表されてから猿の様にやっていました。受験生だったので、勉強し帰宅して即pcを開きshowdownをやっていました
レートが解禁されてからも個体調達が出来るまではshowdownで、個体準備が完了してからはレートをやっていました。


ここからが僕が重要だと思っている事です。
構築は一ヶ月前に決めると思っていたため、一ヶ月前に自分の構築をほぼほぼ完成させ、納得いくまで細部を整えていきました。
これは正解で、直前に誰かから貰って少し回して本選に持っていくと何らかのアクシデントが起こるため直前から問題点を見つけていくことが重要だと思います。
去年の僕も直前にやらず環境が読めなかったためガッサの持ち物や、バンドリマンダへの立ち回りを確立できませんでした。
1か月前の取り組み方として、ひたすらレートをやりこの時どう思ったか、負けた原因等をひたすら考えながらやりました。
これはぼんやりやるよりもちゃんと考えながら相手は何を考えているか、こう考えたからこうした等の相手の視点から考え、立ち回ることが重要だと思います。
対戦数も必要です。この構築の完成形から1000戦以上はやりました。
僕は何事もやって覚える派だと思っているためそれだけやりました
特にオススメしたいのは通学時等のshowdownです。古いアンドロイド等でなければ苦なく対戦できます。
直前にレートをやりまくって構築バレたらどうするのという問いはあると思います。
ただ、jcs中にレートで当たったことがある人と当たるなんてほぼほぼないわけであまり考えない方がいいです。
よっぽど名が売れていて、HNとTNが一致していてこいつはこんなPTでこんなことをしていたぞ!等と言われるようだったら話は別ですが基本的にはそんなことは起こり得ません。

最後に、僕は直前1ヶ月は本を読んでいました。
僕が1ヶ月間で読んだ本は梅原大吾の1日ひとつだけ強くなるという本と羽生善治の決断力という本を読みました。
げべぼさんと通話したときに勝負師の本はためになるので読んだ方がいいと言われたので読みました。
将棋と格闘ゲーム専門の人の本を読んでためになるかと言われたら僕は「はい」と答えます。

彼らは専門の人向けに書いているわけではないため読みやすく、参考になることが多かったです。
何より成功者の人の本を読み僕もこうなりたい等の考えになりモチベーションを維持できます。

最後に僕が読んだ決断力という本の一節を紹介します。

 

将棋の世界でも、トップの棋士たちの実力は差がほとんどない。その、ない差をどのようにつけていくかは、一番大きな、みんなが考えている課題である。その微差の中に、勝負の恐ろしさ、面白さ、そして奥深さが秘められているのだ。


以上で僕が言いたかった事の全てになります。
長い文章ですが、この記事を読んで実践してくれる人が一人でもいれば嬉しい限りです。

2ヶ月後のwcsまで練習して、優勝出来るよう頑張ります。

JCS2016 構築記事

 

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ポケモン技1技2技3技4もちもの
ステータス特性
備考
カイオーガ ねっとう れいとうビーム まもる かみなり あいいろのたま
pic0 控えめ 236-0-148-76-4-44  
雷+ボルトロスの十万ボルトでH振り原子カイオーガを確定1発
グラードン だいちのちから ふんか まもる めざめるパワー氷 べにいろのたま
pic1 れいせい 60-0-0-252-196-0 (31-1-31-31-31-0)   
原子グラードンのC202大地の力を確定耐え
ガルーラ まもる おんがえし ねこだまし けたぐり メガ石
pic2 いじっぱり 20-228-76-0-4-180  せいしんりょく
けたぐりで無振りメガガルーラを確定1発 A177メガガルーラのけたぐりを確定耐え 準速90族抜き
ドータクン ジャイロボール  さいみんじゅつ トリックルーム スキルスワップ ラムのみ
pic3 ゆうかん 244-180-0-0-84-0 S0  ふゆう
ジャイロボールで無振りゼルネアスを確定1発 ジオコン後のオーラムンフォシャインを確定耐え
ボルトロス めざめるパワー水 10まんボルト でんじは まもる きあいのたすき
pic4 おくびょう 4-0-0-248-4-252  
最速
ボーマンダ ハイパーボイス すてみタックル おいかぜ まもる メガ石
pic5 せっかち 0-148-0-108-0-252  いかく
ハイパーボイス3発でグラードン ボーマンダを確定処理 ジオコン前ハイパーボイスすてみタックルで耐久を意識したゼルネアスを確定で処理

 

ドータクン 


このポケモンの強いところはゼルネアスの縛り性能、トリルというs操作ギミック、スキスワでの浮かしだと思っているためこの技構成。
Aぶっぱ配分で使っていた所ジオコントロール後のムンフォシャインを耐えなかったため、Aを少し削った。
神秘の守りを切った理由としてそもそもドータクンボルトロス見てドーブルが選出されないという所に気がつき、ラムのみでケア出来るのではという点と、プレイングが上手いグロウガルーラに6割取れる。pt相性が不利(クレセリア等)な相手に打つ。トリルした後のドータクンが暇している時に打つ技として活躍してくれました。


グラードン 


臆病大地乱数耐えでhに割いている人がいますが、僕は乱数耐えというのが嫌いなため確定耐えまで。
控え目グラードンなんて存在しないと思ったので臆病耐えまで。
めざ氷はランドとマンダと特にレックを意識して採用。
レックに対しては天候をとってからのめざ氷でワンパンなので、レックに対してはかなりうちました。
オーガへの打点が無くて物理にする人が多いですが、オーガはボルトロスの十万+オーガの雷で処理することを念頭において立ち回るため問題はなかったです。

カイオーガ


sはワイルド配分+2、hbは断崖の乱数が変わる程度に振りhに振った。
熱湯を採用した理由としてワイガ無視出来るのと、潮吹根源は制約があるため、それを無視できる熱湯。

冷凍ビームは晴れた状態でのグラ、レック、マンダを意識。

雷はボルトロスとの集中でオーガを倒すため、グラを特殊で運用するため必須。

オーガは立ち回り上裏から投げるor初手でガルオーガと投げることが多かったため、潮吹きが必要とは余り思いませんでした。

命中率が高い安心できる技構成でした。


ボルトロス


めざ水はミラーを意識して採用。
レートではちょくちょく耐えられましたが、JCSではワンパンすることが多かったです。
挑発を切ったデメリットとしてドーブル入りに出せないといった所ですが、そもそもトリガドーブルやメンハドーブルの存在を考えボルトロスを出さない為挑発を切りました。そのせいで、レパルダスがかなり重くなりましたが他の構築に強くなるため守る。
対ゼルネ以外の相手にほとんど出しました。


ガルーラ

 

本選では4-252-0-0-0-252 陽気
猫だまし グロウパンチ 恩返し 守る

トリル下で出すためsを下げた、ドーブルに対してはトリルを貼らずに立ち回るため、ドーブル抜きだったが、オーガまで抜いておけば割と便利かなと思い143まで上げた。

このルールはガルーラへの集中が飛んでくることが多いため、猫だまし守る恩返しガルーラが強いと思いました。
JCS後に最速の方が良いと考え最速asグロウパンチで使用。


ボーマンダ

本選では追い風➡寝言で使用

Aに配分した理由としてオーガゼルネへの瞬間打点、ハイボ2発でマンダグラが死ぬ可能性が上がるよりもそちらの方にメリットを感じたためAに振った。
死際、相手の追い風に合わせた追い風展開が強いと感じたため追い風を採用。
本選ではBig6に対してマンダドータグラカイで立ち回ることを決めていたため、追い風を寝言に変更。
相手が縛れてないと思っている場面で縛れる点がかなり強かったです。



立ち回り
グラゼルネ
ドーブルいる場合
ドータマンダorガルーラ+グラカイ
いない場合
グラドータマンダオーガ
ゼルネオーガ
ガルドータグラカイ
オーガドータグラマンダ等

グラカイ
クレセ入り
ガルドータグラカイ
完全ミラー、ドーブル入り
ガルボルトグラカイ
レックオーガ
ガルオーガorガルボルト グラカイ グラボルト
グラレック
ドーブル入り
ガルボルトグラカイ
ドーブル無し
マンダボルトグラカイ
イベオーガ
ガルオーガグラボルト
イベグラ
ガルボルトグラカイ

 

実績 たっぴー僕がJCS予選抜け 伝説厨オフで準優勝(決勝の1敗のみ)

以上です。

 

グラゼルネを使った

前記事がグラゼルネやーめたですが、一時期までグラゼルネを使ってました。

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<構築の成り行き>

 

まず初めにグラードンゼルネアス という組み合わせがタイプ面で強いと考え考察。

私は最初に副島ゼルネアス

ronriyatom.hatenablog.com

というPTを使っていたが、レックオーガ(特にゲンガーバット入り)系統に勝てないなあと考え構築を改変する事に。

元々この記事にも書いてあるようにガルーラの選出基準がディアルガ入りと書いてあり私が使っていた当時はディアルガ何てポケモンをまったく見なかった為選出出来ない弱さからガルーラを抜く事に。

ガルーラを抜いたことにより先制技を持てるポケモンが無くなったためファイアローを入れることに決定。

まだレックオーガゲンバットの様なPTに不利をとると考えた為レパルダスボルトロスに変更しました。


<構築内容>

 

ボーマンダ@ナイト せっかち 

0-148-0-108-0-252

ハイパーボイス 捨て身タックル 追い風 守る 

AC: ハイパーボイスで175-110グラードンを確定3発 ハイパーボイス+捨て身タックルで耐久に振ったゼルネアスが死ぬまで振る。


CSボーマンダはマンダグラ辺りが2発で乱数で死ぬという強みがあるが、カイオーガゼルネアスに対しての瞬間的な火力が求められた為A振り配分。

 

ゼルネアス@パワフルハーブ 臆病

60-0-108-84-4-252

HB:多分t珠臥龍耐え

マジカルシャイン ムーンフォース 守る ジオコントロール

 

自分が所属している窓のDKさんから貰った配分。強い場面は多かったですが倒しきれない場面も多かったからなんだかなあといった感じ。ジオコン以外は弱いと思ってました。

 

ボルトロス@オボン 臆病 めざ氷個体

76-0-0-0-180-252

十万ボルト 電磁波 挑発 めざ氷

HD:前歯後オボン発動した後の体力でCに振ったメガゲンガーのヘドロ爆弾を確定耐え

183ゼルネアスの2段階アップダブルダメマジカルシャイン+ドーブルの陽気猫だましを乱数で耐え

 

ゲンガーバットに対して選出する駒として明確にゲンガーバットに強い配分にした。

CSにしたところでボーマンダを確定で処理する事が出来ない為ボーマンダを2発で倒すorハイボ+めざ氷で倒すというプランをとる為C無振り

トリックガードドーブルには涙を流さざるを得ませんでした。

 

モロバレル 穏やか S31個体 @メンタルハーブ

140-0-132-0-236-0

HD:控えめキュレムのダブルダメ吹雪を確定耐え 残りB

草結び 守る 怒りの粉 キノコの胞子

 

トリックルームや怒りの粉+ゼルネアスが止まらなそうなPT、バレルを高速処理する事が困難なPT(オーガゼルネクチートみたいなPT)、クロバゲンガーに対して選出しました。

控えめキュレムの吹雪耐えはニャオニクスキュレムの様なPTに対してバレルゼルネと投げ、相手の重力クロックを遅れさせるためにこの配分にしました。

グラードン@紅色の珠 陽気 

0-252-0-0-4-252

断崖の剣 炎のパンチ 守る 身代わり 

 

耐久に振るより、交代際へのダメージを期待するためにAブッパ

Sは同速で勝てないといけない場面があるため最速。

身代わりは相手の守るや交代 トリルに対して打ってアドバンテージをとる技、キノコの胞子やダークホールを避ける技として使用。

断崖の剣を初めてこの時に使いましたが、「もう一生使わねえ..」と思った。

 

ファイアロー@命の珠 陽気 

0-252-0-0-4-252

フレアドライブ ブレイブバード ファストガード 追い風 

 

ボルトロスが刺さっていないPTに対してのみ仕方無く出すといった感じ。それくらい初手のボルトマンダが強いという印象ではあった。

 

このPTはJCSでは使っていませんが、レート、showdownで使って強かったので供養という形で更新。

   

 

 

 

 

カント―クラシック 構築記事

需要が無いと思いますが記録として書こうと思いました。

画像を貼るのが面倒なので脳内保管で

 

使用するつもりだったPT 

カビゴン ラプラス ピクシー ニドキング プテラ フーディン 

実際に使用したPT フーディンギャラドス

 

ギャラドスになった理由はマジガケーシィを積もる事が出来なかった為適当なモンスターを入れました。ゲンガーが死ぬほど重くなってしまったのでせめて昔のROMからスターミーを使えば良かったと後悔しています。

 

この構築について

 

私はまず最初にこのルール最強のモンスターはカイリューだと思い構築を考えたが、上位勢は皆ピクシーやパルシェンを使っていて、この環境でのカイリューは有効ではないと考えました。

次に考えたのは、ニドキングというポケモン。いろんな技を覚え、ピクシーに圧倒的に有利をとれるという点から採用。冷凍パンチを所持する事でカイリューにも優利をとれます。

次点でピクシー。相手の積みストッパーをしつつ、自分が積む事で優位を取りにいける点で採用。

このままだと相手のヤドランピクシーという所謂受けループ気味のPTに勝てない為、一撃必殺技持ちが欲しいと思いラプラスを採用。

ラプラスというポケモンは零度を覚え、波乗りでステロを打ってくるプテラゴローニャダグトリオにも強い、カイリキーを抜いてノーガード零度をぶちあてる事が出来るために採用しました。

プテラは早いステロ使いでサンダースに同速勝負を仕掛けられる点で評価。

フーディンはゲンガーに強く、アンコールで積みモンスターを流しにいける点で評価。

カビゴンは特殊ATへ投げ、鈍いを積みにいける点。カイリキー、カイリュー以外には基本的に有利をとれるため、採用しない理由はありませんでした。

 

個別解説

 

ニドキング HA252 D4 意地っ張り ちからづく

地震 毒づき 不意打ち 冷凍パンチ

技はコレで確定だと思います。最初はステロを入れるつもりでしたが、このポケモンの殴る性能を評価している為フルアタ構成

 

カビゴン HA252 B4 意地っ張り 厚い脂肪

のしかかり のろい 眠る 寝言

この構成で取った試合は多かったですが、かみくだくがあればよかったなという試合も多かったです。

厚い脂肪はパルシェン意識です。

のしかかりが恩返しではない理由は麻痺を狙いにいく点を試行回数を稼げる技構成なのでのしかかり。地味にちいさくなるの対策にもなっています。

 

ピクシー HB252 S4 図太い 天然

ムーンフォース 月の光 瞑想 電磁波 

眠るとの兼ね合いを考え、癒しの鈴の方が良かったかもです。

カイリューにはアイアンヘッドの怯みに怯えながら電磁波を打ってました。

 

プテラ AS252 D4 陽気 プレッシャー

ストーンエッジ 地震 燕返し ステルスロック

エッジはプテラ地震ゴローニャサンダース 燕返しはナッシーカイリキーフシギバナを意識して採用。挑発が欲しかったけど、そんな技スぺはなかったなあと思いました。

 

ラプラス H252 B36 S220 図太い 貯水

意地最速カイリキー抜き

絶対零度 波乗り 寝言 眠る

この技構成が死ぬほど強かったです。寝言零度で巻き込まれていくポケモンが多くて楽しかったです。

 

フーディン CS252 B4 臆病 マジックガード

サイコキネシス アンコール 草結び シャドーボール

草結びはちょっと重いサイドン意識 シャドボはフーディンスターミー意識で採用...するつもりでした。

 

ギャラドスAS252H4

地震 電磁波 滝登り 竜の舞

地震→ドラテ だと思います。この枠はマジで足をひっぱった枠です。主にゲンガーに対してのクッションとして使用。

 

最終レート1750位。 

 

ゲンガーと気合玉を当ててくるフーディンとヤドピクシーがきつかったです。

この様な面白企画ルールは初めて参加したのですが、結構面白かったです。スリーパーが願い事を覚える事を初めて知れたので収穫はなかったわけではなかったです。

 

JC2015 使用構築

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<PTが出来た経緯>

このPTは原案者であるげべぼくんが1月頃から持ってきて、コンセプトとしてはボーマンダトリックルームの障害になり得るニンフィアモロバレルを処理してからトリックルームをし、鋼2枚で制圧するという形になっていました。

ボーマンダ自身がガルーラより早く、手助けを絡める事により、多くのポケモンを縛る事が出来るという理由から採用しています。

初期段階としてマンダドランゴチルナットクチートガッサというPTでした。

この段階ではクチートを余り選出しない点とリザードンに強いモンスターがボーマンダ(この段階ではヒードランが原子の力を持っていない)しかいない、トリックルームしてからの鋼2枚が格闘タイプに弱いという点がありました。

なので、クチート、ガッサを抜き、ニンフィアサザンドラを入れました。

 

このPTでINCに潜りましたが結果は余り良いものではありませんでした。

この形だとギルガルドキリキザンサザンドラに一任しているため、サザンドラが選出出来ないPT等に勝てない。ニンフィアのアイテムが精霊プレート(ヒードランが珠を持っている為持たせるアイテムがそれくらいしかなかった)であり、トリックルームをした後の手助けハイパーボイスの火力が足りない。マンダサザン以外のポケモンリザードンに弱く、リザードン+ゲッコウガ等というPTは目も当てられないようなPTだったので、少しの間このPTを放置していました。

 

ヴィクトリアリーグを終え、出場した自分はポケモンのモチベーションが高まり新たなPTを作ろうと模索していました。

とりあえず、ヴィクトリアリーグ3位のScarさんのサナバレルというPTをshowdownで回していた所、突撃チョッキを持ったマリルリギルガルドに強い、ヒードランが打つ原子の力がリザードン入りの構築への解答になっている事に気が付きこのPTを再構築しました。

 

窓で色々ポケモンを考えていた眠さんとshowdownでフレ戦をしていなかったらこのPTは完成していなかったと思います。

 

<PT紹介>

ゴチルゼル @メンタルハーブ 性格:生意気

H236 B20  D252

HD: Cに振り切った珠ギルガルドシャドーボール耐え

技:悪の波動 手助け 守る トリックルーム

 

ゴチルゼルの採用理由として初手にボーマンダゴチルゼルを出し相手の物理ポケモンをロックしつつ手助けを絡めて相手を倒したり、トリックルームをしてこちらの優利な盤面を作るポケモンです。

ゴチルゼルを置いておくだけで、こちらのボーマンダが威嚇が通らずに高火力を放つことができるというコンセプトでありました。

 

悪の波動?と思う方はいらっしゃると思いますが悪の波動の採用理由はギルガルドの身代わりが確定で壊れる、ブレードフォルム状態のギルガルドに悪の波動を打つと6,7割削れるという理由から採用しました。実際悪の波動を打つ場面は多く、大活躍する技でした。

HDはギルガルドの前で突っ張ってトリックルームを打つ場面が多かったので、この配分で間違いではないと思います。

メンタルハーブはボルトロスの挑発を受けてトリックルームを止められる、アンコールを打ってくるエルゲン等の解答になっています。

 

ボーマンダ@ナイト 性格:陽気

H4A252S252

技:八つ当たり 捨て身タックル 瓦割り 守る

 

ボーマンダというメガ進化をするとBの種族値がかなり上がり、威嚇込みで相手のガルーラの冷凍パンチを大体耐える事が出来、こちらは手助け八つ当たり、捨て身タックルで高火力の押しつけをする事が出来ます。

八つ当たり、捨て身タックル両採用の理由として八つ当たりで倒せないポケモンがいる時に捨て身タックルが欲しくなり、捨て身タックルではなく八つ当たりで足りる状態で捨て身タックルを打って反動をくらった後自身の高耐久を生かす事が出来ず

弱いと思い両採用に至りました。

羽休めを入れていた時がありましたがそんな事をしているより、殴っていた方が強いという結論に至りました。

瓦割りはキリキザンヒードランに打ちます。地震はPTに浮いているポケモンが居ないので不採用です。

 

ニンフィアUUUVU0個体(めざ地面最遅)@拘り眼鏡 性格:冷静

224-0-32-252-0-0

HB 鉢巻ファイアローブレイブバード耐え

ハイパーボイスムーンフォース、めざめるパワー地面、寝言

トリックルームを打った後に手助けハイパーボイスで大体のポケモンを倒すことができます。Dの種族値が高い為特殊ポケモンの並びに対して出して行きハイパーボイスを打ち込んでゆきます。

ニンフィアボーマンダが苦手とする雨、ボルトロス、サンダー、スイクンクレセリアを見る事が出来るのでこの選択は間違えではなかったと思います。

 

ヒードラン@シュカの実 性格:冷静V-0-V-V-V-0

196-0-0-252-60-0

HB:ゴウカザルインファイト耐え

C:手助けオーバーヒートで181-120のメガガルーラが確定

炎放射 大地の力 原子の力 オーバーヒート

ヒードランというポケモンは耐性、範囲の広さから採用に至りました。このポケモンニンフィアがダメージが期待できないクチートギルガルド等の鋼タイプ、リザードンファイアローを見るという理由がありました。

シュカの実はヒードラン対面で勝つ為、ランドロス対面に臆せず殴る事が出来る為、採用しました。

 

マリルリ@突撃チョッキ(最遅個体)性格:勇敢

252-252-0-0-4-0

滝登り アクアジェット 叩き落とす じゃれつく

 

ギルガルドに強いポケモン、というポケモンで悩んだ所サザンドラとこのポケモンが出て、結局トリックルーム下で殴れて叩き落とすでブレードフォルムを殴り殺す事が出来るこのポケモンを採用しました。

じゃれつくの枠ですが馬鹿力にしていた時もありましたが余りガルーラと対面して打つ場面が少なく、ABが下がるというデメリットも生じる、ニンフィアを出さない時にきついマンダやガブを殴る枠として採用する事が出来ました。

 

キノガッサ@気合の襷 性格:陽気

0-252-4-0-0-252

マッハパンチ キノコの胞子 種マシンガン 守る

キリキザン性能を持ちつつギルガルドに強く、ゴチルゼルと並べてロックしながら胞子を打つという行動が出来ます。

キノガッサを採用していなかった段階ではスイクンや、トリトドンクレセリアといった高耐久で氷打点を持ったポケモンに苦労をしていたのでこの選択は間違えていませんでした。

 

<大会を通して>

2ROM使用して1700手前までは行くことができましたが、ボーマンダの裏からニンフィアを出すという行動をかなりの頻度で行う為、冷凍ビームや冷凍パンチが被弾し、凍り負ける、電磁波を受けしびれるという運負けをする事が多々ありました。やはりトリックルームを使用するPTはある程度覚悟して岩雪崩や冷凍ビームを受けなければいけないと思いました。

後、メタを張る対象を少し間違えたと自分自身思っています。

トップメタはガルーラではなく、バシャキザンやサーナイト、トリルバクーダボーマンダ、滅びだと考え構築を考えていましたが、蓋を開けてみればガルーラ、バンドリマンダで湧いている状況でした。相性が悪い訳ではないのですがもっとガルーラを瞬殺できるギミックを加えるべきでした。例えばキノガッサを持ち物を命の珠(陽気手助け珠マッパで耐久振りガルーラが大体死ぬ)とかですね。

この構築で一番きついドーブルは余りいませんでした。1勝1敗ですが。

 

私個人として、環境が読めなかった理由として大規模オフが少なかった事だと思います。

去年のカロスダブルではmasaさん主催のバトルロードグロリアが開催され、1ヶ月に数回はオフがある状況でしたが、今年は余り無く、環境を読み切る事が出来なかったというのが読めなかった要因だと考えています。

来年はメタを読み切った強いPTを組もうと思います。

 

構築の原案を作ってくれたげべぼ、構築を一緒に練ってくれたワイルドさん、眠さんありがとうございました。

 最高レート1764