3月INC使用構築
【構築経緯】
こいつがメガシンカポケモンの中で抜けて強いと感じていたので、INC3月はこのポケモンを使うと決めていた。
最初に考えていた形はこのような形。
要素としてはモロバレル+メタグロスの初手の胞子を通されるかメタグロスの攻撃を通すかという2択を押し付けることができるというのが強いと考えて組んだ。
モロバレルを動かしやすくする要素としてのカプ・テテフを採用。
胞子を通しただけだとゲームが終わらないので終わらせる要素として瞑想カクトウZテテフ。
がにゅオフで使用しまあ無難に強かったが、サンダー+メタグロスミラーが不安定すぎるという点、カクトウZテテフが刺さっていない構築に対して弱すぎるという点が使用には至らなかった。
同日に3位になったseeさんの構築
がメタグロスミラーにおいて強い、メタグロス構築で問題になる鋼の処理を意識したガオガエンの採用、カプ・レヒレ+サンダー+ガオガエン+メガという選出がパワーがあって強いことを理解していたためこの構築を自分が使いやすい形にして使用。
南白オフで3位になった(決勝でバルドルVS俺をやりたかったと今でも思ってることは秘密)、INC前にバイトを入れてしまった、バンドリのやりすぎという点からこの構築を使用することにした。
【個別解説】
サンダー 控えめ 244 HP / 4 Def / 52 SpA / 172 SpD / 36 Spe
H-D147フィールド込みカプ・コケコの十万ボルトZを確定耐え
S 最速テッカグヤ抜き
C残り
配分は自分が使い慣れた電気Z耐えの火力が高めのサンダー。1月期から使っていて使いやすいと感じていたため使用。
技構成に関しては一致打点の十万、サンダーを採用している理由のS操作として追い風、メタグロス構築で重くなりがちのナットレイ、カミツルギ、メタグロス等の鋼タイプに対しての打点として熱風、サンダーの羽休めはガオガエンの環境入り、Z技環境において弱いと考えているため羽休めを採用せず。
ガオガエンを採用していることもあり初手サンダー+何かで守るガオガエン引きで猫追い風という動きができる、対雨に対して選出することを考えるとボルチェン水Zでサンダーを処理してくるプレイヤーをかもれると考えて守るを採用。
雨に対しての勝率はまあまあ良かったと思うし、メタグロスミラーはサンダーが重要だと思っているので悪くない採用だったなと思います。
カプ・レヒレ 控えめ 244 HP / 4 Def / 180SpA / 12 SpD / 68 Spe
H 4n
D偶数だと瞑想した時に嬉しい
S補正込み+1ジャラランガ抜き
割りと普通めのカプ・レヒレ。
今回は水Zでの採用だが理由としてはtier1のガオガエンに対して高速処理が可能、ガオガエンがチョッキを持っていることが多く水Zが一貫しやすい、対リザードン構築に裏投げバンギラス水Zでかもる、対雨ラグラージに対して水Zでないとラグラージを処理しにくい、一番パワーがある選出であるサンダー+ガオガエン+カプ・レヒレ+メタグロス選出においてサンダーには長く生き続けてほしいので半分、ガオガエンもチョッキか半分を持たせたいという点からカプ・レヒレにZを持たせた。
技に関しては一般的なものを使用。
瞑想は挑発、黒い霧辺りとの選択だが瞑想はあるだけでゲームを終わらせる、対テッカグヤ+ライボルト構築に対して+1水Z+メタグロスの冷凍パンチで処理することを考えていたので瞑想を採用。
メタグロス 意地っ張り 180 HP / 4 Atk / 4 Def / 100 SpD / 220 Spe
H-D 147EF十万Zを最高乱数以外耐え
パメラ配分(C172振り)のメガゲンガーのシャドーボールで150〜176
A 余り -1冷凍パンチで164-111ランドロスに対して164〜196
じだんだで135-101メガゲンガーに対して134〜158
S 最速霊獣ランドロス抜き
ASメタグロスのD方面耐久の薄さ、対コケコに対してデンキZを消費するかの択になるのが嫌だったので使いなれている耐久メタグロスを使用。
エルテラに弱くなる、メタグロスミラーに対して同速勝負ができなくなるという点が耐久グロスの問題点だが、前者はINC形式ではそこまで当たらないしメタグロスの前で突っ張ってくるエルテラはいないと考え、後者はミラーを意識したガオガエンを採用していること、耐久配分によるアドバンテージを活かすプレイをすることで解決した。
技に関しては一致技としてアイアンヘッド、ランドロスを意識した冷凍パンチ、メタグロスに打点がないメタグロスは弱いと感じたためじだんだ。
メタグロスというポケモンはメタグロスより遅くて弱点を突かれるポケモンが盤面にいると交代されがちなので、基本的には弱点技を打たず交代に合わせた技を打つポケモンだなと感じた。
バンギラス 意地っ張り 252 HP / 124 Atk / 44 Def / 12 SpD / 76 Spe
H ぶっぱ
A 11n 148-101メガゲンガーに対して-1かみくだくで148〜174
B 余り
D 偶数だと嬉しい
S 追い風下で110族抜きポケモン抜き
メタグロス構築で意識しないといけない対リザードン、雨への駒としてバンギラスを採用。
基本的に刺さっているか天候を書き換えたいとき以外は出さなかった気がする。
晴れに対してバンギグロス両選出をする、メガバンギを出したい構築が環境に余りいなかったので命の珠で採用。
正直メガナイト以外であれば何でもよかったのだが、メガゲンガーに対して-1かみくだくで処理するプランが欲しかったので命の珠。
技構成に関しては雪崩かみ砕くまでは確定で冷凍パンチと格闘技と選択だったが、ガオガエンとランドロスに格闘技を持たせていないのでこのポケモンに持たせることに。
バンギラスを出す相手がリザードン+カミツルギorナット、雨ナットレイなのでそれらに対して一番ダメージが入る馬鹿力を採用。
ガオガエン 意地っ張り 236 HP / 36 Atk / 4 Def / 156 SpD / 76 Spe
H-D 4n 147EF十万Z確定耐え
A 余り 一応11n
S 追い風下110族抜き
メタグロス構築に対して選出するのでコケコの電気Z耐え、追い風下でメタグロス抜きさえあれば良いかなと思った配分。
半分回復である理由はガオガエンを選出する際のガオガエンの負担が重いと感じる、フレアドライブを打つことが多くとつげきチョッキだと耐久が足りないと感じたので半分回復。
ガオガエンの守るは相手が突撃チョッキ前提の動きをしてきたときに強い、相手のバンギラス、ツンデツンデをこのポケモンで見る気が余りなかったのでけたぐり等の格闘技よりも優先度が高いと判断。
このポケモン、火力に振らなくても攻撃技の打点が高すぎるので火力不足に関しては全く困らなかった。
ランドロス 控えめ 44 HP / 4 Def / 196 SpA / 12 SpD / 252 Spe
H 余り
C 11n だいちのちからで148-116メガゲンガーに対して146〜174
D 偶数だと嬉しい
S 準速
最初はスカーフ物理ランドロスで使用していたが、スカーフ地震で拘りにくいPTだと考え、メガゲンガー構築に対して強い要素となりうるスカーフ特殊ランドに変更してみた所、クレセ+コケコ+ランドみたいな構築に対して選出できないという点、同タイミングでガオガエンを半分回復に変更したことで突撃チョッキが余ったため突撃チョッキ特殊ランドロスで使用。
配分はジャラランガ構築に対して出すことも考えてジャラランガより早い配分にしたいと考え、中途半端に振るよりはランドロスとの同速勝負を考え準速。
技構成に関しては一致打点の大地、カプ・ブルルを意識したヘドロ爆弾、特殊ランドの強みであるランドロスへの打点を採用できるということでめざ氷、ストーンエッジは草結びと選択だがそんなに打たないしラグとトドンが重いので草結びの方がよかったな(サブでは草結びで使用)と思った。
【雑感】
INCはギミック系よりしっかり勝てるスタンを選びたかったので満足いく構築を組めてよかったなと思った。
今回のINCのマッチ運に関しては全然よくなかったなと思った。
具体的には1500帯のカメックス+追い風とカメックス+避雷針を引きまくった、1600帯では雨を引きまくったので結構しんどい試合が多かったと思う。
戦績は27-3だが負けた3敗は
・ジメンZトリトドンでグロス破壊されてトドンどうしようもない状態になった
・ラグラージ馬鹿力覚えてないっしょwww→ラグラージから馬鹿力が飛んで来てバンギ死んで負け
・対ガルーラスタンで序盤よかったのに最遅カミツルギがトリル下で暴れ始めて負け
とまあこんな感じ。
レヒレグロスサンダーガエンまでは固定でバレルマンダ型で使用したkazuki君、メガバンギバレル型で使用したなさにえるシャンディみんてぃあが予選抜け、ぅゅさんがレート1722をマークしたということでレヒレグロスは2015のバンドリマンダ枠になりえたのかなと思い満足しています。
ただ、使い続けてダメだと見切りをつけた点は
・ミラーへの回答がサンダーグロス以外の選出がなく安定しない。
・PTが知られている上位層に対して立ち回りをしなければいけないという負担が常にかかる。
・耐久グロスだからゲンガーのシャドボ耐えるし有利だと考えていたが5月期にはゲンガーピッピ等の回答を用意されて厳しいと感じた。
・Tier1故メタられるのは確実であり、15年のガルーラほどのパワーを感じなかったため。